SOAD OF WOULD
~アラン王子side~
「―――♪綺麗な顔立ちをして異国の服を着た男子を捜索してね?」
僕は兵士達に命令する。
「あ、森の中が一番有力だからね?」
「「「「「ハッ!!」」」」」
兵士たちは一礼すると、捜索に向かった。
見つかるといいね。
~エレンside~
「ソラネ王子。」
「な、な、何て。」
俺は聞いたことを全て話す。
「そ、そう。じゃ、へ…兵士を捜索に…む、向かわせて。」
「はい。かしこまりました。」
一礼しその場を去ろうとする。
その時…
「あ、」
――――――――?
「ありがと。」
「いえ。お役に立てて何よりです。では、失礼致します。」
俺はもう一度、一礼するとその場を去った。
ソラネ王子、よく頑張りましたね。