世界No.1の総長と一輪の花 クリスマス特別編
一気に心臓がドキドキバクバク。
壊れそうな勢いで激しく鳴る。
いったん唇を離すと、花莉は涙目で。
嫌なのかと思い手を止めると、
「……違う、の」
と小さく聞こえてきた声。
「可愛い下着、買ったのにうっかり洗濯するの忘れてて……。他のやつにしようとも思ったんだけどね、いいのがなくて……。
する覚悟、ならちゃんとある……」
だんだん小さくなっていった声。
その声は、確かに全て俺の耳に届いた。
花莉が上の下着をつけていなかった理由はそれか。
「わかったから。大丈夫」
涙目の花莉の頭を撫でてあげて、溢れそうな涙を指で拭う。
そうすれば、花莉は
「……キス」
ぽつりと彼女は小さくつぶやいた。
ほんと、可愛い。
俺は花莉の唇にキスを落として。
強く強く抱きしめあって、甘い夜を過ごした。