追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
正直に話そうか迷っていると、先にシリルが喋り始めた。
「君がキーラン国で何を聞いたかはわからないけれど、あの国は長年、うちの国の資源を狙っているんだよ。魔族に言いがかりを付けて、今まで度々この国を攻撃してきた。こちらは向こうに用なんてないのに」
強欲な王と王子のステータスが脳裏をよぎる。
まさか、最初にキーラン国で聞かされた話は、全部嘘なのだろうか。
「キーラン国を探っている部下から、あいつらが『異世界召喚に成功して聖女を呼び出した』なんて情報が入ってきたから、僕らの方でも警戒していたんだ」
「情報が早い……」
「でも、なぜか、国境の森に聖女を捨てに来ているし。正直言って、僕らも意味がわからないんだ」
「そういうことだったの」
彼らになら話してもいいかと思い、私は口を開いた。
「実は、私はキーラン国を追放されたんです……」
それから、私は召喚されてから今までのことを、魔王たちに話した。
聖女という職業を黙っていたこと、スミレに嵌められたこと、王や王子の怒りを買ったことなど全てだ。
「君がキーラン国で何を聞いたかはわからないけれど、あの国は長年、うちの国の資源を狙っているんだよ。魔族に言いがかりを付けて、今まで度々この国を攻撃してきた。こちらは向こうに用なんてないのに」
強欲な王と王子のステータスが脳裏をよぎる。
まさか、最初にキーラン国で聞かされた話は、全部嘘なのだろうか。
「キーラン国を探っている部下から、あいつらが『異世界召喚に成功して聖女を呼び出した』なんて情報が入ってきたから、僕らの方でも警戒していたんだ」
「情報が早い……」
「でも、なぜか、国境の森に聖女を捨てに来ているし。正直言って、僕らも意味がわからないんだ」
「そういうことだったの」
彼らになら話してもいいかと思い、私は口を開いた。
「実は、私はキーラン国を追放されたんです……」
それから、私は召喚されてから今までのことを、魔王たちに話した。
聖女という職業を黙っていたこと、スミレに嵌められたこと、王や王子の怒りを買ったことなど全てだ。