追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
※
翌日も、朝一番でシリルが私の部屋を訪ねてきた。
「おはよう、エマ! ゆっくり休めた? 何か不自由なことはない?」
「おはようございます、シリル……様。全く不自由はありません……食事の用意や洗濯、掃除もしていただいて恐縮です。着替えも用意してくださって、ありがとうございます」
「シリルでいいよ。エマが着ていた服は浄化の魔法で綺麗にしたけれど、着替えもあった方がいいだろうからね。女性の部下に頼んだんだ」
「何か……恩返しができればいいのですが」
「そんなの、気にしなくていいよ。聖女を取り込めただけで、こっちは万々歳だし。エマはこうして僕の話し相手になってくれればそれでいい」
それではいくらなんでも申し訳なさ過ぎる。シリルは気にしなくていいと言うけれど、少しずつ自分にできることを探していこうかな。
なにはともあれ、まずはスキルの使い方を覚えたい。
昨日話した内容を覚えていたシリルは、さっそく私にスキルの使い方を教えてくれる。
他のスキルも鑑定と同じように、心の中で「実行したい」と念じれば発動するらしいのだ。高度なスキルほど、集中力が必要だという。
「エマ、僕と一緒に練習しよう」
「はい、よろしくお願いします!」
なんの得にもならないだろうに、シリルは親切に私の面倒を見てくれた。
翌日も、朝一番でシリルが私の部屋を訪ねてきた。
「おはよう、エマ! ゆっくり休めた? 何か不自由なことはない?」
「おはようございます、シリル……様。全く不自由はありません……食事の用意や洗濯、掃除もしていただいて恐縮です。着替えも用意してくださって、ありがとうございます」
「シリルでいいよ。エマが着ていた服は浄化の魔法で綺麗にしたけれど、着替えもあった方がいいだろうからね。女性の部下に頼んだんだ」
「何か……恩返しができればいいのですが」
「そんなの、気にしなくていいよ。聖女を取り込めただけで、こっちは万々歳だし。エマはこうして僕の話し相手になってくれればそれでいい」
それではいくらなんでも申し訳なさ過ぎる。シリルは気にしなくていいと言うけれど、少しずつ自分にできることを探していこうかな。
なにはともあれ、まずはスキルの使い方を覚えたい。
昨日話した内容を覚えていたシリルは、さっそく私にスキルの使い方を教えてくれる。
他のスキルも鑑定と同じように、心の中で「実行したい」と念じれば発動するらしいのだ。高度なスキルほど、集中力が必要だという。
「エマ、僕と一緒に練習しよう」
「はい、よろしくお願いします!」
なんの得にもならないだろうに、シリルは親切に私の面倒を見てくれた。