追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
それから数日、徐々に菓子作りの材料が充実し始め、シリルと共に魔王フレディオまで私お部屋を訪れるようになった。
「ほう、これが琥珀糖とやらか」
「エマのお菓子、完成を楽しみにしていたんだよね!」
「ありがとうございます。シリルはともかく、魔王様は、お仕事を抜け出してきちゃっていいんですか?」
「今は休憩時間だから問題ない。それから、何回も言うが『魔王様』ではなく『フレディオ』だ。『様』もいらん。君は私の部下ではなく客人なのだから。まったく、私を『魔王様』と呼ぶ聖女は君くらいだよ」
「……わかりました。フレディオさん」
「フレディオ」
何度か訂正され、結局私は魔王をフレディオと呼び捨てすることになってしまった。
そうなると必然的に、彼の部下も全員呼び捨てにしなければならないとのこと。
小心者の私には、ハードルが高いんですけど。
とはいえ、お茶の時間は穏やかに過ぎていく。穏やかな性格のフレディオとは、気が合うかもしれない。
「ほう、これが琥珀糖とやらか」
「エマのお菓子、完成を楽しみにしていたんだよね!」
「ありがとうございます。シリルはともかく、魔王様は、お仕事を抜け出してきちゃっていいんですか?」
「今は休憩時間だから問題ない。それから、何回も言うが『魔王様』ではなく『フレディオ』だ。『様』もいらん。君は私の部下ではなく客人なのだから。まったく、私を『魔王様』と呼ぶ聖女は君くらいだよ」
「……わかりました。フレディオさん」
「フレディオ」
何度か訂正され、結局私は魔王をフレディオと呼び捨てすることになってしまった。
そうなると必然的に、彼の部下も全員呼び捨てにしなければならないとのこと。
小心者の私には、ハードルが高いんですけど。
とはいえ、お茶の時間は穏やかに過ぎていく。穏やかな性格のフレディオとは、気が合うかもしれない。