追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
上階の料理と区別するため、メニューは庶民向けにしている。しばらくは様子を見ながら、魔族に人気の料理を中心に出していく予定だ。
シリルに色々試食をしてもらったけれど、何を食べても「おいしい」しか言わないので、いまいち参考にならない。
しばらくして、匂いの効果があったのか、魔王城の入り口を守る衛兵の一人が様子を見に来た。
ちょうど休憩時間のようだ。
「お疲れ様です。昼食はいかがですか?」
ソワソワしていた彼は迷った末、恐る恐る店に入り、トマトパスタを注文した。
「ありがとうございます!」
手早く料理し、映えるランチプレート風にしてカウンターに出す。
この料理はモフィーニアでは一般的ではないのか、衛兵は不安そうに料理を見つめている。パスタ自体は、よく食べると聞いたのだけれど。
ややあって、恐る恐る一口食べた彼は、急にものすごい勢いでパスタを口へ運び始めた。
「う、うまい……! しっかり味のついたソースに、ちょうどいい茹で具合のパスタ! そして、さっぱりしたトマトと、とろりとしたチーズが絶妙に混じり合う風味がたまらん!!」
仲間への土産にと、店先で売っていたパンまで購入してくれた彼は、嬉しげに持ち場へ戻っていった。
シリルに色々試食をしてもらったけれど、何を食べても「おいしい」しか言わないので、いまいち参考にならない。
しばらくして、匂いの効果があったのか、魔王城の入り口を守る衛兵の一人が様子を見に来た。
ちょうど休憩時間のようだ。
「お疲れ様です。昼食はいかがですか?」
ソワソワしていた彼は迷った末、恐る恐る店に入り、トマトパスタを注文した。
「ありがとうございます!」
手早く料理し、映えるランチプレート風にしてカウンターに出す。
この料理はモフィーニアでは一般的ではないのか、衛兵は不安そうに料理を見つめている。パスタ自体は、よく食べると聞いたのだけれど。
ややあって、恐る恐る一口食べた彼は、急にものすごい勢いでパスタを口へ運び始めた。
「う、うまい……! しっかり味のついたソースに、ちょうどいい茹で具合のパスタ! そして、さっぱりしたトマトと、とろりとしたチーズが絶妙に混じり合う風味がたまらん!!」
仲間への土産にと、店先で売っていたパンまで購入してくれた彼は、嬉しげに持ち場へ戻っていった。