追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
その日から、「聖女食堂」は、主に衛兵の皆さんで賑わうことになる。ほどほどの混雑具合がちょうどいい。

私の様子を気にかけてくれているようで、シリルもよく姿を現した。

フレディオもたまに現れ、「料理はもちろんうまいが、会計の計算が恐ろしく速いな」などと褒めてくれる……そこなんだ?

――たしかに、子供の頃にそろばんを習っていたので、計算は得意かもしれない。

ついでに、彼の仕事の書類チェックを頼まれたりもしたけれど、バイト代がもらえるので、喜んでやった。
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