私の罪
大人の男性とは違うインテリアや色合いに私は新鮮さを感じた。

「さくら」

「ん?」

「ぎゅーーーー」と言いながら私をハグしてきた。

また、忘れていた高揚感や甘い痺れが一気に身体中を貫いた。

すると170cmの高さから彼が私の顎をくいっと持ち上げた。

私は彼に見つめられ、緊張のあまり、唾をごくりと飲んだ。

「さくら、かわいい」

そう言うと彼は無遠慮に荒々しいキスをしてきた。

私も負けじと彼の舌に自分の舌を絡める。

身体中が甘く痺れて立っていられなくなった。

顔が一旦離れる。

「さくら!大好き!」

そう言って彼は私をぎゅっと抱きしめた。

もう、戻れない。ここまで来てしまった。

分かっていたけど、少し恐怖心が芽生え始めていた。

「と、とりあえず座ろう」

私はベッドの上に座ろうと彼に提案した。

私は、ベッドの上に座りながら虚空を眺め始めた。

りょうは、私の隣に座り、私の思いなど何も気にすることなく「ぎゅー」っと言いながらハグをしてきた。

乗り気じゃない私を不審に思ったのか、りょうが尋ねてきた。

「ねぇ、どうしたの?さくらもぎゅーして?」

「あ、うん」

わたしはゆっくりと彼の方を向いた。

すると彼が先手を打ったように私の紺のワンピースの肩紐を下ろし始めた。

「りょう!」
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