私の罪
「ねぇ、お金返すよ。ホワイトボードいくらだった?」
「13,000円」
「高っ!」
友達にお金を返すとホワイトボードのすぐ斜め下にあるテーブルに携帯を置いて、高さや角度を調整した。
友達には「あんた、大丈夫?」と心配されたけど、私は「ううん。逆に迷惑かけてごめん」と謝った。
「とりあえず、今からライブ配信するからさ」
「え、ライブ配信?」
「そ、だから映らないようにちょっと私から離れといた方がいいよ」
「え、もしかして部屋映すの?」
「いや、ホワイトボードしか見えないから大丈夫だよ」
そう言うと彼女は「分かった」と言って私から離れた位置に座った。
私はyoutubeに「今、逃走中の美女」とふざけたアイコンを設定し、概要欄の説明にも私が今メディアで大騒ぎとなってる人物だと把握してもらえるように自己紹介をした。
「よし、これでオッケー」
そして、「ライブ配信を開始」をタップして配信をスタートした。
「あ、あ、もしもし、こんにちは〜」
携帯のカメラに向かって挨拶をしてみた。
私は、携帯を覗き込んだ。
「あ〜まだ誰も見てないようだな〜。やっぱ、まだダメか〜」と思うと私は急遽Twitterの方にもアカウントを作った。
「中学生をやり逃げして未だ逃走中の美女です。今からyoutubeライブをやりますので今の私の状況を知りたい方は見にきてください!」
もはや頭がイカれた内容だった。
でもその甲斐あってか、Twitterで瞬く間に拡散されyoutubeライブに人が段々と集まってきた。
「やり逃げしてんじゃねーよ!」
「謝罪しろよ!」
「13,000円」
「高っ!」
友達にお金を返すとホワイトボードのすぐ斜め下にあるテーブルに携帯を置いて、高さや角度を調整した。
友達には「あんた、大丈夫?」と心配されたけど、私は「ううん。逆に迷惑かけてごめん」と謝った。
「とりあえず、今からライブ配信するからさ」
「え、ライブ配信?」
「そ、だから映らないようにちょっと私から離れといた方がいいよ」
「え、もしかして部屋映すの?」
「いや、ホワイトボードしか見えないから大丈夫だよ」
そう言うと彼女は「分かった」と言って私から離れた位置に座った。
私はyoutubeに「今、逃走中の美女」とふざけたアイコンを設定し、概要欄の説明にも私が今メディアで大騒ぎとなってる人物だと把握してもらえるように自己紹介をした。
「よし、これでオッケー」
そして、「ライブ配信を開始」をタップして配信をスタートした。
「あ、あ、もしもし、こんにちは〜」
携帯のカメラに向かって挨拶をしてみた。
私は、携帯を覗き込んだ。
「あ〜まだ誰も見てないようだな〜。やっぱ、まだダメか〜」と思うと私は急遽Twitterの方にもアカウントを作った。
「中学生をやり逃げして未だ逃走中の美女です。今からyoutubeライブをやりますので今の私の状況を知りたい方は見にきてください!」
もはや頭がイカれた内容だった。
でもその甲斐あってか、Twitterで瞬く間に拡散されyoutubeライブに人が段々と集まってきた。
「やり逃げしてんじゃねーよ!」
「謝罪しろよ!」