声と性癖
ストッキングの上からの感触と、直に触れられる感触とは違って、ぞくんとした。

ど……うしよ、おもったより、やらし……いし感じちゃう……かも。

「すごく、エロ……」
「あ、や……」
「結衣さん、漏れてる息が熱い。」
「だって……」

するっと隙間から入り込んだ、涼真の指が敏感なところに触れる。
「っあ……!」
結衣は涼真の腕にぎゅうっと縋ってしまった。

「ん?気持ちい?」
色香を伴った涼真の声に、さらに下腹の辺りがきゅんとして、きゅと足に力が入る。

けれど、涼真の足に引っ掛けられているので、自分の意思では閉じることは出来なくて。

「……ん、あ、涼真さぁん……」
切ないような、声だけ漏れてしまった。
「結衣さん、このまましたい……。」
「……んっ……」

結衣は潤んだ目で涼真を見つめることしか出来なくて、察した涼真が、ふ……と笑って結衣の頬を撫でる。
「感じてる顔……たまらない。」

その後も完全にスイッチの入っている涼真に翻弄されて、落ちるように結衣は眠りについた。
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