ずっと気づかなかっただけ。
そのあとチカくんは私のために穴を開けたのはいいけど、怪我したらどうするのって

お父さんに怒られたって言ってた。

でもチカくんのお母さんは、

よくやった!ってすごい笑ってたらしい。

穴は塞ごうかって話になったけど、

私がワガママを言って、

怪我しないように角を丸くして、

穴も少し大きくお父さんたちがしてくれた。

だって、チカくんが私を助けに開けてくれた穴を残しておきたかったし、

チカくんとの距離がさらに近づいた気がして嬉しかったから!

それ以来、前より増して、

チカくんっ子になっちゃったんだよなぁ…

チカくん、ありがとうって伝えたら、

あの時のチカくんは、恥ずかしそうに別に普通のことだし、って返してくれたんだ。

ふふ、可愛いチカくんだったなぁ。
< 42 / 241 >

この作品をシェア

pagetop