【完結】偽り夫婦の夫婦事情〜偽りの愛でも、幸せになれますか?〜
「では早速、明日から家政婦を呼ぼう。実はもう、明日には来られるように手配してあるんだ」
そんな気持ちのために、俺はすでに家政婦を手配していた。……まぁもし断られたとしても、ムリにでも家政婦を雇おうとは思っていたのだが。
「ええっ?そ、そうなんですか……?」
「ああ。明日からもう家政婦にお願いしようかと思っていた所だ」
「そうなんですね……。正直に言うと、とても嬉しいです。つわりがひどくて、まともに動けそうになくて……」
聖良はそう言って俺の手を握ってくれた。
「……そうか。では早速、明日から家政婦を呼ぼう」
「はい。……よ、よろしくお願いします」
そして翌日から、家政婦にお願いして家に来てもらった。家政婦からの情報だと、聖良はつわりがひどく、ベッドから起き上がることも出来ない状態だそうだった。
俺はすごく心配になって、今すぐにでも帰って抱きしめてやりたいと思っているが、仕事が忙しくて家に帰るのはムリだと判断した。