政略結婚のはずが、極上旦那様に溺愛されています
デザインや企画が注目されるのはともかく、私自身がこんな形で主役になるのはあまりにも恥ずかしすぎる。なんとかして秋瀬くんの腕を逃れようとするも、嫌がるようにますますきつく抱き締められた。
「秋瀬くん、いい加減にしないと怒るよ」
「いいよ、怒って。真白に怒られるのも好きだから」
ひゅーっと茶化すように誰かが声を上げる。あとで絶対にひどい目に遭わせようと誓った。
「秋瀬くん」
「キスしたい」
「はあ!?」
「俺のだから。真白は」
熱くなった大きな手で頬を撫でられる。この流れは非常にまずい。
見た目はごく普通なだけにたちが悪かった。いっそ真っ赤にでもなってくれていたら、私だって『これは酔っぱらい』ともう少し頭を落ち着かせることもできたのに。
「秋瀬くん、いい加減にしないと怒るよ」
「いいよ、怒って。真白に怒られるのも好きだから」
ひゅーっと茶化すように誰かが声を上げる。あとで絶対にひどい目に遭わせようと誓った。
「秋瀬くん」
「キスしたい」
「はあ!?」
「俺のだから。真白は」
熱くなった大きな手で頬を撫でられる。この流れは非常にまずい。
見た目はごく普通なだけにたちが悪かった。いっそ真っ赤にでもなってくれていたら、私だって『これは酔っぱらい』ともう少し頭を落ち着かせることもできたのに。