青い春を纏う
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沈黙が続いた後、加賀くんはいきなりさっきまで私の肩を持っていた手で私の手首を掴み、クラスの皆がいる部屋まで戻ってこう言い放った。


「ごめん。小野さん体調悪いみたいだから送ってくね」

「え!そうなの?小雪ちゃん、大丈夫!?」

「あ、詩音ちゃん、私...」


大丈夫だよ、そう言おうとした瞬間。加賀くんと目が合った。なんだか吸い込まれそうなその瞳に思わず息を飲み、言葉を失ってしまった。


「じゃあ、私が送っていく!」

「ううん。俺が送ってくから岡崎はいいよ」

「で、でも...」

「じゃ、そういうことだから」

「行こう、小野さん」

「ちょっと、待ってよ加賀!!」


引き止める詩音ちゃんを後に、加賀くんは私の手首を掴んだまま、足早にカラオケルームを出た。


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