運命の一夜を越えて
その夜は病院に予定通り泊まることになった。

私たちの間に言葉はない。

ただただ静かな夜。

渉は私のベッドの隣に簡易ベッドを用意してもらった。

初めて・・・

その夜渉は私に背中を向けて眠った。


うんん。

渉も私も眠れなかった。

渉は私に見せないようにしていたんだろう・・・その涙と苦しみに満ちた表情を・・・
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