運命の一夜を越えて
私は渉の背中を見つめたまま、眠れない夜を過ごした。

ごめんねと何度も繰り返しながら、その背中を見つめる。




そっと自分の平らなお腹に手をあてる。

奇跡だ・・・



絶対に手にできないと思っていた幸せを、この子が与えてくれた。

望んでいた形ではなくても、守りたい。


この奇跡を・・・守りたい・・・
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