運命の一夜を越えて
『ちょっ!違う!違うって』
「何がですか?」
我ながら驚くほど氷点下の声のトーンで返事をする。
『うれしすぎてちょっと・・・クールダウンしてた。』
「は?」
『怒んなよ。戸田さんからの連絡、ずっと待ってたからさ。この年になって恥ずかしいけど、かなり待ってたからさ。だから、今も連絡来ないかなーと思いながら携帯見てたら電話がなったからさ』
「・・・」
『でも恥ずかしいじゃん!大の大人がテンション上げまくって、”待て”を解かれた犬状態なんてさ。』
「よくわかりません」
まだいら立ちの治まらない私。
勝手に作り上げたイメージでまだ瀬川渉は悪者だ。
『電話を切って、とりあえずベッドから立ち上がって、ガッツポーズして・・・3回くらい。それから水飲んで、咳払いしてから、折り返した。』
「・・・ぷっ・・・」
『今笑っただろ。明らかに笑っただろ?』
姿を想像してしまった私は思わず吹き出して笑ってしまった。
「何がですか?」
我ながら驚くほど氷点下の声のトーンで返事をする。
『うれしすぎてちょっと・・・クールダウンしてた。』
「は?」
『怒んなよ。戸田さんからの連絡、ずっと待ってたからさ。この年になって恥ずかしいけど、かなり待ってたからさ。だから、今も連絡来ないかなーと思いながら携帯見てたら電話がなったからさ』
「・・・」
『でも恥ずかしいじゃん!大の大人がテンション上げまくって、”待て”を解かれた犬状態なんてさ。』
「よくわかりません」
まだいら立ちの治まらない私。
勝手に作り上げたイメージでまだ瀬川渉は悪者だ。
『電話を切って、とりあえずベッドから立ち上がって、ガッツポーズして・・・3回くらい。それから水飲んで、咳払いしてから、折り返した。』
「・・・ぷっ・・・」
『今笑っただろ。明らかに笑っただろ?』
姿を想像してしまった私は思わず吹き出して笑ってしまった。