最後の悪夢
ただそれから彼と連絡する手段がなかったこともあり、話しかけることもできなくて、その告白は自然消滅となった。
彼には、入川(いりかわ)くんには、申し訳ないと思っている。
なかなか見ない苗字だから、見つけたらまた会って、話せるかなってずっと思っていた。でも私は見つけられなかった。
ただ私が見つかるだけだ。
変に目立ってしまっているから。
考査順位、学年一位。なんて。
私はどう思われているのかな。
クラスの特定の女の子とも仲良くなれなくて、馴染めなくて、浮いている存在。私のこと、賢いから付き合うなんて考えるんだろうか。
それ以外に自分に魅力があるなんて、思えないな。