星空とミルクティー


 シャワーを浴びて出ると、ベッドに座った真雪がドライヤーの準備をしていた。

目が合ってニッコリと微笑みながら手招きをする。



「もう日課みたいになってるから、やらないと落ち着かないんだよね」



 いつも以上に緊張しながら真雪の足の間に座る。
真雪はいつものように背中の真ん中辺りまである髪をすくい上げて、根元をくしゃくしゃと動かす。

自分の気持ちを実感すると、前よりずっと手の感触を意識してしまう。

 細長い指がときどき耳にあたって、熱を持ったように熱くなるのがわかる。

ドライヤーの音が止んで、するすると滑らせていた指が髪を一束掴んだ。

 髪が引っ張られるような違和感に振り向くと、真雪と目が合った。巻きついた髪に唇が触れている。

その行動の意図がわからなくて、ドキリとした。

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