星空とミルクティー
「うん……、くすぐったい……」
「変な声出すな」
布団の中でふざけた調子でクックック、と笑う真雪の頭を小突く。
「汐、足冷たい。寒い?緊張してる?」
「……いや、全然。もう来るなら来いって感じ」
今まさにコトに及ぼうとしているのに、さっきまでの雰囲気を一掃したこの茶番はなんなんだ。
お互い雰囲気作りをしようとも思っていないのか、今までの関係がそうだったから、急には難しいのか……。
「あは、男らしいねぇ。その発言、後悔しないように頑張って」
真雪がそう言ってあたしを小馬鹿にした後、胸に吸い付いた。チクリと痛みが走って顔をしかめる。