星空とミルクティー
舌が首筋から耳たぶを順番に這うと、躊躇なく口の中に侵入してきた。
左腕で頭ごとがっちりと固定されているせいで、抗おうにも動かせない。
「……んっ、んんっ」
中を探るようにしつこくなぶられて、頭がおかしくなりそうだった。
息もまともにできなくて、溺れたように真雪から離れようともがく。
そういうあたしを嘲笑うように、舌を吸いながら器用に空いた右手であたしの膝を押し広げた。
舌が抜かれて、水を欲しがる犬のようにだらしなく口を開けたまま、荒い呼吸を繰り返す。
「んぁっダメっ」
「なんで、やだよ」
嘲笑するような声の後、落ち着く暇もなく、しがみつくように真雪が覆いかぶさってきた。
「……はっ、あっーー」
密着したところが熱くて苦しくて、ドロドロに溶けそう……。
頭から爪先まで、微量の電気が流れているように痺れている……。
その感覚に意識を飛ばさないように、真雪の背中に腕を伸ばした。