星空とミルクティー
気を失っては快楽によって叩き起こされる。
何度達したか分からないけど、真雪は飽きる気配もなく何度も何度もあたしを求めた。






部屋の寒さで目が覚める。
外はまだ薄暗い。

時間を確かめるためにベッドから出ようとしたけど、思うように体に力が入らなかった。


……全身だるい。


隣では、真雪がうつ伏せの状態で寝息をたてていた。


プルプルと震える足を無理やり立たせて、ファンヒーターをつける。
そのままベッドの脇に散らばった服を掴んでシャワーを浴びた。

お湯を張ってゆっくり入れる時間はあったけど、裸で寝たせいで体が冷えたのか、とにかく早く暖まりたかった。


昨夜のことを思い出して、体の奥が疼く。
恥ずかしさで唸っていたら、浴室のドアががちゃりと開いて真雪が入ってきた。



「……なん」

「起きたらいないからびっくりした」



昨日のうちに羞恥心をどこかに置き忘れてきたのか、特に隠そうともしないであたしの目の前に立つ。

ああいう行為をしたとはいえさすがに目のやり場に困っていたら、額と頬にキスが降ってきた。



「……なんかお前、昨日から性格変わってねえか?」

「そう?親元離れたからかなぁ、無敵状態なのかも」



どこかで聞いたことある言葉だ。
苦笑いをしていたら、唇を舐められた。

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