星空とミルクティー
「もう泣かない?」

「……泣いてねえから別に」



 何か言いたそうにニヤつく背中を「早く行け」と追い出す。

いつもより早めの朝食を食べてから、着替えるために真雪が自分の部屋へ戻って行った。

 部屋が隣で出勤時間も同じだから、どうせまたすぐ会う。

なんで気づかなかったんだろう。部屋から出ていってしまえば、もう会えないのだと勝手に思っていた。

< 71 / 75 >

この作品をシェア

pagetop