契約夫婦のはずが、極上の新婚初夜を教えられました
「あれは彼女が突然、俺の胸に飛び込んできたからだ。キスもあの角度で撮られたら、どうしたってキスしたように見えるだろう。それでも撮られたのは俺のミスだ。自分の軽率な行動で八重に悲しい思いをさせてしまった。自分のバカさ加減に情けなくなる。大切な女性ひとり守れなくて、なにが会社社長だよな。本当にごめん、申し訳ない、どうか許してほしい」
大吾さんは矢継ぎ早にそう言うと私の隣に転がり下りて、珍しいほどおとなしくなってしまう。あれだけ謝るということは、大吾さんの言っていることはきっと真実なんだろうけれど……。
なにが正しくて、なにが正しくないのか、正直わからない。でも自分の今の気持ちだけは、それだけはハッキリとわかる。
大吾さんを失いたくない──と。
「大吾さん、ひとつだけ聞かせてください。田町さんとは本当になにもない、彼女のことはなんとも思っていないということで間違いないですか?」
そっと手を伸ばし、彼の腕に触れる。大吾さんは時々自分勝手なことを言うけれど、嘘をつくような人ではない。一緒に暮らすようになってまた日は浅いけれど、それだけはよくわかっている。
大吾さんは矢継ぎ早にそう言うと私の隣に転がり下りて、珍しいほどおとなしくなってしまう。あれだけ謝るということは、大吾さんの言っていることはきっと真実なんだろうけれど……。
なにが正しくて、なにが正しくないのか、正直わからない。でも自分の今の気持ちだけは、それだけはハッキリとわかる。
大吾さんを失いたくない──と。
「大吾さん、ひとつだけ聞かせてください。田町さんとは本当になにもない、彼女のことはなんとも思っていないということで間違いないですか?」
そっと手を伸ばし、彼の腕に触れる。大吾さんは時々自分勝手なことを言うけれど、嘘をつくような人ではない。一緒に暮らすようになってまた日は浅いけれど、それだけはよくわかっている。