契約夫婦のはずが、極上の新婚初夜を教えられました
「酔っても俺がいるから大丈夫だと言っている。だから今日は、好きなだけ飲んでいい」
「あぁ。で、でも、大吾さんの手を煩わせてはいけませんし。それに……」
私の心を弄ぶように動く指が、なにを意味しているのか。大吾さんの下心のようなものを感じて、手にしていたグラスをテーブルの上に置いた。
「それに、なんだ? もう飲まないのか?」
なんて言って私の顔を覗き込む目は、いたずらに揺れている。私の心の中なんてお見通しと言わんばかりの表情に、悔しくて口を尖らせた。
「大吾さんの指が気になって飲めません。からかうのはやめてください」
そう、私の唇に触れている大吾さんの指が悪い。でも急に子供じみたことを言ってるのに気づき、彼から目をそむけた。
「からかっているんじゃない。八重の反応を見て、楽しんでいるだけだ」
「それを、からかってるって言うんです!」
大吾さんのほうが、一枚も二枚も上手。片手の指でも余るほどしか恋愛経験はないけれど、大吾さんは今まで好きになった人とはタイプが違う。
「あぁ。で、でも、大吾さんの手を煩わせてはいけませんし。それに……」
私の心を弄ぶように動く指が、なにを意味しているのか。大吾さんの下心のようなものを感じて、手にしていたグラスをテーブルの上に置いた。
「それに、なんだ? もう飲まないのか?」
なんて言って私の顔を覗き込む目は、いたずらに揺れている。私の心の中なんてお見通しと言わんばかりの表情に、悔しくて口を尖らせた。
「大吾さんの指が気になって飲めません。からかうのはやめてください」
そう、私の唇に触れている大吾さんの指が悪い。でも急に子供じみたことを言ってるのに気づき、彼から目をそむけた。
「からかっているんじゃない。八重の反応を見て、楽しんでいるだけだ」
「それを、からかってるって言うんです!」
大吾さんのほうが、一枚も二枚も上手。片手の指でも余るほどしか恋愛経験はないけれど、大吾さんは今まで好きになった人とはタイプが違う。