一夜の奇跡は真実の愛を灯す~副社長の甘い誘惑に溺れて~
紅月さん…


洋服を脱がせる、その指まで綺麗…


ブラも…


気づいたらもう、私の体から外れてしまって…


こんなイケメンに、私のたいしたことない体を見られて、恥ずかしいはずなのに…


それでも、1枚、また1枚と、洋服を脱がされることに対して全く抵抗はしなかった。


胸から、少しずつ下に向かうにつれて連鎖していく快感。


『桜桃羽、こんなに…濡れてる』


顔から火が出るって…


こういうことを言うんだ…


でも…


そんな気持ちとはうらはらに、ますます熱くなる体と、どんどん高鳴る心音。


『恥ずかしい…』


『可愛いな、君は。恥ずかしがってる顔を見てたら、もっと意地悪したくなる…これはどう?』


『…い、嫌…そんなにされたら…』


たぶん、私は、人生でこんなセリフ1度だって言ったことない。


恥ずかしいって言いながら、結局、恥ずかしげもなくいやらしいこと言って…
< 22 / 147 >

この作品をシェア

pagetop