一夜の奇跡は真実の愛を灯す~副社長の甘い誘惑に溺れて~
私…


彼氏にフラレて、頭がおかしくなったの?


淫らにくねる体と、次々と漏れる喘ぐような声…


こんな自分…


初めて知った。


紅月さんに抱かれて、私は…


とろけるような快楽の海に、ただ流されるまま、どうしようもないくらい感じていた…


『ダ、ダメ…イッちゃう…』


『今、麗央って言って…』


何もかも、紅月さんのペースにハマって…


私は…


『イク…れ…麗央さん…』


そう言いながら、絶頂を迎えた。


『やっと名前で呼んでくれた…そんな色っぽい顔して…俺、もう我慢出来ない。桜桃羽…』


麗央さんの、ほどよく筋肉がついて引き締まった体に、自分の全てを預けたくなった。


甘いマスク、情熱的な言葉、信じられないくらいのテクニック…


それらが、私をまだまだ深く淫らな興奮へと導いていく…


どれくらい2人は絡み合っていたんだろう?


麗央さんに、私は何度も気持ち良くさせられて…
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