政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
 心配で聞くと零士君は頬を緩めた。

「全然。だから俺とデートして」

 少しだけ首を傾げて聞く零士君は、失礼ながらとっても愛らしい。そんなお願い方をされちゃったら断れそうにないよ。

「わかったよ」

「やった、楽しみ」

 零士君が満面の笑みで喜ぶと、温かい気持ちでいっぱいになる。

「行き先は俺に任せてくれる?」

「うん」

 どこに連れていってくれるんだろう。零士君とデートするのは初めてだし、すごく楽しみだ。

 それから着替えを済ませた零士君とともに、シェフが用意してくれたおいしい料理を楽しんだ。
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