政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「わかった、じゃあ今度作るね」

「ありがとう、楽しみにしてる」

 今度、千鶴ちゃんに聞いてみよう。零士君の好きな食べ物と嫌いな食べ物を。

 遊園地エリアにあったシーフードレストランに入り、ピラフなどを食べた後は、アトラクションに乗って周り楽しんだ。



 ジェットコースターなどの絶叫系はもちろん、体験型のアトラクションも楽しみ、遊び疲れた頃辺りは薄暗くなっていた。

「さすがに疲れたな」

「うん、足が痛いね」

 たくさん叫んで笑って思いっきり遊んだ。

「でも嬉しかったよ。あんなにはしゃぐ凛々子を初めて見ることができて」

 退場ゲートに向かいながら零士君はニヤニヤしながら言う。でもそれを言ったら零士君も同じだ。

「私だって初めて見たよ。零士君のあんな楽しそうな顔」

 子供みたいに笑って楽しんでいたよね。

「だって本当に楽しかったからさ。また今度ふたりで来よう。若いうちじゃないと、遊園地では全力で遊べなくなるだろ?」

「そうだね」

 思わず笑うと、零士君も私につられるように笑う。
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