政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「本当に悪いと思っているように見えないよ?」
だって顔が笑ってるもの。
「悪いと思ってるよ。だから機嫌直してよ」
「……やだ」
丸め込まれるのが嫌で珍しく反発をすると、零士君は目を見開いた後、顔をクシャッとさせて笑った。
「じゃあ凛々子が機嫌直すまでご機嫌取りするよ」
そう言って彼は私にくっ付く。
「わっ!? ちょっと零士君、歩きづらいよ」
「大丈夫、歩けてる」
そんなやり取りをしているのが、なんだか可笑しい。
少し前までは考えられなかったな。零士君に文句を言うことも、こうやって笑い合って歩くことも。
それに今日一日で、また新たな零士君の一面を知ることができた。こんな風にこれからも一緒に過ごす日々の中で、彼のことを知ることができたらいいな。
駐車場に戻り、帰りにスーパーに寄ってもらって明日以降の食材を購入してから家路についた。
買ってきたものをふたりで冷蔵庫に詰め終えると、零士君は「さて、と」と言って、珈琲メーカーに珈琲豆をセットした。
「これから少し仕事をするから、先に風呂入って寝てて」
だって顔が笑ってるもの。
「悪いと思ってるよ。だから機嫌直してよ」
「……やだ」
丸め込まれるのが嫌で珍しく反発をすると、零士君は目を見開いた後、顔をクシャッとさせて笑った。
「じゃあ凛々子が機嫌直すまでご機嫌取りするよ」
そう言って彼は私にくっ付く。
「わっ!? ちょっと零士君、歩きづらいよ」
「大丈夫、歩けてる」
そんなやり取りをしているのが、なんだか可笑しい。
少し前までは考えられなかったな。零士君に文句を言うことも、こうやって笑い合って歩くことも。
それに今日一日で、また新たな零士君の一面を知ることができた。こんな風にこれからも一緒に過ごす日々の中で、彼のことを知ることができたらいいな。
駐車場に戻り、帰りにスーパーに寄ってもらって明日以降の食材を購入してから家路についた。
買ってきたものをふたりで冷蔵庫に詰め終えると、零士君は「さて、と」と言って、珈琲メーカーに珈琲豆をセットした。
「これから少し仕事をするから、先に風呂入って寝てて」