政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「零士君がいたから文也に振られても、私は早くに立ち直ることができたの。零士君はずっと私を想ってくれていたのに、気づけなくてごめんね。ずっと避けていてごめん」
私がもっと早くに零士君の気持ちに気づくことができていたなら、私たちの関係は変わっていたかもしれない。
「それを言ったら謝るのは俺のほうだ。俺がもっと早く素直になって恥ずかしがらず、凛々子に好きだと伝えていればよかったんだ。……でも今さらどんなに後悔しても仕方がないだろ? だから気にしないでほしい。今の俺の気持ちを知っててくれればいいよ」
どこまでも優しい零士君に、好きって気持ちが溢れて止まらなくなる。
「ありがとう。……でも私、もうひとつ零士君に謝らなくちゃいけないことがあるの」
一呼吸置いて続けた。
「ここ最近、心配かけちゃっていたでしょ? それは決して家事が大変でも、疲れていたからでもないの。零士君と笹野さんの関係が気になって、ずっと考えちゃっていたの。だから家事も抜けることが多くて……迷惑をかけちゃってごめんね」
「そうだったのか」
私がもっと早くに零士君の気持ちに気づくことができていたなら、私たちの関係は変わっていたかもしれない。
「それを言ったら謝るのは俺のほうだ。俺がもっと早く素直になって恥ずかしがらず、凛々子に好きだと伝えていればよかったんだ。……でも今さらどんなに後悔しても仕方がないだろ? だから気にしないでほしい。今の俺の気持ちを知っててくれればいいよ」
どこまでも優しい零士君に、好きって気持ちが溢れて止まらなくなる。
「ありがとう。……でも私、もうひとつ零士君に謝らなくちゃいけないことがあるの」
一呼吸置いて続けた。
「ここ最近、心配かけちゃっていたでしょ? それは決して家事が大変でも、疲れていたからでもないの。零士君と笹野さんの関係が気になって、ずっと考えちゃっていたの。だから家事も抜けることが多くて……迷惑をかけちゃってごめんね」
「そうだったのか」