政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「一緒に生きていくなら、嫌いな人より好きな人がいいでしょ? 零士君は、どうやら私が思い描いていたような人ではなかったし」
「ふ~ん、そっかそっか」
生温かい目を向けられて言われたら、非常に居たたまれなくなる。
「お兄ちゃんの長年にわたる愛が報われたって報告を聞けるのを、心待ちにしているね」
やっぱり零士君は長い時間、私のことを好いてくれていたんだ。だからこそちゃんと零士君と向き合いたいと思う。
気持ちを改めていると、食後のデザートと珈琲が運ばれてきた。すると千鶴ちゃんはわざとらしく咳払いをした。
「ところで凛々子ちゃん、その可愛いネックレスはお兄ちゃんからのプレゼントなの?」
「あ、うんそうなの。旅行先で零士君が選んでくれたんだ」
「さすがお兄ちゃん。凛々子ちゃんに似合うものをよくわかってる」
ふと、旅行でまだ渡せていなかった、千鶴ちゃんへのお土産を思い出した。
「そうだ、これ。遅くなっちゃったけど新婚旅行のお土産」
「わぁ、ありがとう! 嬉しい」
零士君と選んだのは、香水ブランド『フラゴナール』の香水と石鹸。それとイタリアのチョコレート専門店、ヴェンキのチョコレート。
「ふ~ん、そっかそっか」
生温かい目を向けられて言われたら、非常に居たたまれなくなる。
「お兄ちゃんの長年にわたる愛が報われたって報告を聞けるのを、心待ちにしているね」
やっぱり零士君は長い時間、私のことを好いてくれていたんだ。だからこそちゃんと零士君と向き合いたいと思う。
気持ちを改めていると、食後のデザートと珈琲が運ばれてきた。すると千鶴ちゃんはわざとらしく咳払いをした。
「ところで凛々子ちゃん、その可愛いネックレスはお兄ちゃんからのプレゼントなの?」
「あ、うんそうなの。旅行先で零士君が選んでくれたんだ」
「さすがお兄ちゃん。凛々子ちゃんに似合うものをよくわかってる」
ふと、旅行でまだ渡せていなかった、千鶴ちゃんへのお土産を思い出した。
「そうだ、これ。遅くなっちゃったけど新婚旅行のお土産」
「わぁ、ありがとう! 嬉しい」
零士君と選んだのは、香水ブランド『フラゴナール』の香水と石鹸。それとイタリアのチョコレート専門店、ヴェンキのチョコレート。