政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「あ、ここの香水って日本で展開していないんだよね。嬉しい、一度使ってみたかったの」
「本当? よかった」
零士君に相談して決めてよかった。
それからデザートを食べながら他愛ない話をすること一時間。
「そろそろ出ようか」
「そうだね」
千鶴ちゃんは近くの店員に声をかけた。
「すみません、支払いはこれで」
そう言って千鶴ちゃんが出したのは一枚のクレジットカード。
「え? 待って、自分の分は自分で払うよ」
奢ってもらうわけにはいかないと財布を取ろうとすると、すぐに千鶴ちゃんに止められた。
「いいの、大丈夫! これ、私のカードじゃないから」
「どういうこと?」
頭にハテナマークがいっぱい並ぶ。
「実はこのカードはお兄ちゃんのものなんだ。お兄ちゃんが、凛々子ちゃんとおいしいものをたくさん食べてこいって渡してくれたの。凛々子ちゃんに渡しても、遠慮して受け取ってくれないだろうからって言って」
「そうだったんだ」
「本当? よかった」
零士君に相談して決めてよかった。
それからデザートを食べながら他愛ない話をすること一時間。
「そろそろ出ようか」
「そうだね」
千鶴ちゃんは近くの店員に声をかけた。
「すみません、支払いはこれで」
そう言って千鶴ちゃんが出したのは一枚のクレジットカード。
「え? 待って、自分の分は自分で払うよ」
奢ってもらうわけにはいかないと財布を取ろうとすると、すぐに千鶴ちゃんに止められた。
「いいの、大丈夫! これ、私のカードじゃないから」
「どういうこと?」
頭にハテナマークがいっぱい並ぶ。
「実はこのカードはお兄ちゃんのものなんだ。お兄ちゃんが、凛々子ちゃんとおいしいものをたくさん食べてこいって渡してくれたの。凛々子ちゃんに渡しても、遠慮して受け取ってくれないだろうからって言って」
「そうだったんだ」