恋愛境界線
「美味しーいっ!エビとアボカドの組み合わせって、ほんと天才的だよね」
サラダを頬張り感激する私に、ワインを飲んでいた純ちゃんが苦笑する。
「アボカド、彼が好きで昨日いっぱい買って来たんだけど、急な出張入ったせいで私一人じゃ食べきれなくて」
「大丈夫!私が食べてあげるから」
任せて!とばかりに、パスタに載っている小さなサイコロ状のアボカドを口に運んだ。
「冷蔵庫にまだいくつか余ってるんだけど、遥、持って帰る?」
純ちゃんの作ってくれたアボカドサラダは、わさびとマヨネーズが効いていて、ワインにもよく合う。
今度、若宮課長とお酒を飲む時に作ってあげるのも良いかもしれない。
「うん、もらってく!」
「判った。ってか、彼帰ってこないし、良かったら今日うちに泊まってく?」
明日も仕事だし、どうしよう。でも、久々に純ちゃんと飲み明かしたい気もする。