吐息
それでも、私たちは元々は汚れて、だからこそこの世界に入った。
でも、
でもねーー。
夢見たっていいでしょ?
こんなの……嫌っ!!!
大声で叫ぶ。
「ぅあああぁぁぁ!!!」
「なんだ!? ちょっ……っ」
私は全力で、社長を蹴飛ばして立ち上がった。
そして、飛鳥さんに覆い被さるアリアさんに体当たりする。
「きゃっ」
尻餅をつくアリアさんを横目に、飛鳥さんに声をかけた。
「飛鳥さんっ……!! 起きてっ! ねぇ、目を覚ましてっ」
いつから眠りに落ちてたのだろう。
こんな状態だったのだろう。
うっすらを目を開けて、空を見つめる飛鳥さん。