吐息




普段、飛鳥さんはボーイとして、お店で人気No.1のアリアさんのそばにいるらしい。


お店の看板には、アリアさんが大きく載っている。


一度だけ、その子を実際に見たことがあるけど、ものすごく……美人だった。


スタイルが良くて、着ている服も派手で、私には到底敵わないような人。


アリアさんも……勉強してるのかな。……飛鳥さんと……毎晩?


そこまで考えてところで、首をゆるゆると横へ振った。


ーーううん。ナンバーワンの子は、勉強なんて必要ないよね。


……そうだといいな。


そうであって欲しい。これはちょっとした私の勝手な願い。


彼が女の人と寝ているなんて、嫌だ。


ってまた、飛鳥さんのことばり、考えてる。



< 22 / 176 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop