吐息



「っ……あ、すか……さん」


縄で縛られたままの私は、ただ涙ぐむ。


「なんだ!? 誰だお前、突然入ってきて……」


「華から離れろ」


「は? なんでお前にそんなこと……」


飛鳥さんが寄ってくる。
 
そして、浅田さんの髪を鷲掴みにすると、思い切り後ろへ倒した。


ベッドから転げ落ちた浅田さんが、痛みでうめく。


「うぐ……っ、あぁあ」


「クズが……死ね」


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