秘密の子育てだったのに、極上御曹司の溺愛から逃れられない
私は男性に一礼して、早足でエレベーターへと駆け込んだ。扉が閉まった途端、私は何度も深呼吸を繰り返して神経を静めようと努める。
しかし、鼓動はなかなか落ち着いてはくれなかった。
副社長室の中だと、完全に大和さんのペースに巻き込まれている気がする。会社だし、大和さんは一応上司でもあるし、緊張が増して心臓が爆発するかと思った。
……やっぱり同じ職場は危険かもしれない。今後訪れる機会はほとんどないだろうけれど、注意しないと。
そんな考えを巡らせていると、エレベーター内の鏡に映し出された、真っ赤な顔をした自分の姿が目に入った。
私はドキッとして鏡に背を向ける。
栗林さんに呼び出された理由を聞かれたらなんて言おう。
とりあえず今は八階まで誰とも乗り合わせませんようにと、私は心の中で手を合わせ祈った。
しかし、鼓動はなかなか落ち着いてはくれなかった。
副社長室の中だと、完全に大和さんのペースに巻き込まれている気がする。会社だし、大和さんは一応上司でもあるし、緊張が増して心臓が爆発するかと思った。
……やっぱり同じ職場は危険かもしれない。今後訪れる機会はほとんどないだろうけれど、注意しないと。
そんな考えを巡らせていると、エレベーター内の鏡に映し出された、真っ赤な顔をした自分の姿が目に入った。
私はドキッとして鏡に背を向ける。
栗林さんに呼び出された理由を聞かれたらなんて言おう。
とりあえず今は八階まで誰とも乗り合わせませんようにと、私は心の中で手を合わせ祈った。