幼なじみと恋愛講座をご一緒に。

幹事を引き受けてしまうと、田代さんとの約束を取り付けるのも日時を合わせるのが難しくなりそうだなと、頭の中でグルグル悩み事がミックスされ素敵なアイデアが生まれた！！

(もしかして、お誘いしたら田代さん来るかな？そしたら、いっくんも田代さんと一緒に強制参加しちゃえばいいや！！
予約の時の人数に二人分足して二人は実費ということで！)

我ながら、完璧なアイデアの誕生に幹事を引き受ける事を前向きに考える諾否を伝える。

「一人だと不慣れな事があるので世良さんにも頼んで良いですか？
　世良さんの方が情報量多く持っているのでお店の予約も相談できますし。。。」

「もちろん、良いよ！
　日にちはお正月休み前の週の12月15日16日17日で調整してくれる？
　ちなみに金曜日は17日だから、そこが一番ベストだと思う。」

「はい！分かりました。
　皆さん、金曜日の方が出席しやすいですよね！
　できるだけ17日に調整します。
　お食事はどこでも良いですか？
　例えば、和食が良いとか中華が良いとか…あとは…居酒屋が良いとか…？」

「場所の好みは二人に任せるよ！
　そこは幹事さんの特権ってことで二人が食べたいところで問題ない。
　宜しく！」

とてもスマートに会話が終了した。
田代さんが高橋さんを好きになる意味が分かる気がする。
いっくんには悪いけどね。