幼なじみと恋愛講座をご一緒に。
今度はこっちかと頭痛がしてきた。
そうでなくてもお弁当を忘れたことにショックを受けているのに。
腕を掴んだ相手はいっくんだった。
「地獄耳。」
「花乃!?
それは肯定って事なの?
俺にはお預けしてんのに!!」
慌てて、いっくんの口を自分の両手で塞ぐ。
「もお!いっくんもランチタイムに恥ずかしくないの?
こんな場所で変な事を言うのはやめて。
そんなことより、お弁当忘れちゃったの。
食券買わなきゃいけないのに、お財布も忘れちゃったの。
社員証はお母さんといっくんが使えないようにしちゃってるでしょ?
"花乃は失くしそうだからクレジット機能はやめておけ"って。
だからね?いっくん、お願い!!
山菜そばが食べたいの~」
お財布もないことに気付き手持ちに何もなく、私の社員証だと食券が買えないのでいっくんにお願いをする。
お願い!!と両手を合わせて。
「花乃が今日は許してくれるなら、何でも奢るよ。」
「本当に~やったあ~」
と一番食べたかったしょうが焼き定食を奢って貰った。
「花乃。約束。
あと、さっきの世良さんと話してた内容もちゃんと説明すること。
まっそれは花乃の体力がなくなっちゃってたら無理に話さなくても良いけど。」
「なに?それ?
いっくん、お昼に田代さんに会えなかったから今日は話せてないよ。
でもその事で相談があるからまたあとでね。
いっくん!しょうが焼き定食ごちそう様。
午後もお仕事頑張ってね~」
「花乃。終わったら俺の部屋ね!」
「わかったよ~」
しょうが焼きの良い臭いの誘惑に負けて早く食べたい気持ちいいが先走り安請け合いをしてしまったかも。と少し焦る。
雪ちゃんを探すとこちらをニヤニヤ顔で見ていたのに気付く。
どうやら一部始終、見られていたらしい。
そうでなくてもお弁当を忘れたことにショックを受けているのに。
腕を掴んだ相手はいっくんだった。
「地獄耳。」
「花乃!?
それは肯定って事なの?
俺にはお預けしてんのに!!」
慌てて、いっくんの口を自分の両手で塞ぐ。
「もお!いっくんもランチタイムに恥ずかしくないの?
こんな場所で変な事を言うのはやめて。
そんなことより、お弁当忘れちゃったの。
食券買わなきゃいけないのに、お財布も忘れちゃったの。
社員証はお母さんといっくんが使えないようにしちゃってるでしょ?
"花乃は失くしそうだからクレジット機能はやめておけ"って。
だからね?いっくん、お願い!!
山菜そばが食べたいの~」
お財布もないことに気付き手持ちに何もなく、私の社員証だと食券が買えないのでいっくんにお願いをする。
お願い!!と両手を合わせて。
「花乃が今日は許してくれるなら、何でも奢るよ。」
「本当に~やったあ~」
と一番食べたかったしょうが焼き定食を奢って貰った。
「花乃。約束。
あと、さっきの世良さんと話してた内容もちゃんと説明すること。
まっそれは花乃の体力がなくなっちゃってたら無理に話さなくても良いけど。」
「なに?それ?
いっくん、お昼に田代さんに会えなかったから今日は話せてないよ。
でもその事で相談があるからまたあとでね。
いっくん!しょうが焼き定食ごちそう様。
午後もお仕事頑張ってね~」
「花乃。終わったら俺の部屋ね!」
「わかったよ~」
しょうが焼きの良い臭いの誘惑に負けて早く食べたい気持ちいいが先走り安請け合いをしてしまったかも。と少し焦る。
雪ちゃんを探すとこちらをニヤニヤ顔で見ていたのに気付く。
どうやら一部始終、見られていたらしい。