青薔薇の至愛
合田君って、小学校の時から思ってたけど
ときどき意味が分からないことを言う。
ジッと不思議そうに合田君を見つめると、「うっ」とまたまた照れた様な顔を見せるけど、すぐに無愛想な顔に戻って、私の額に軽くデコピンしてきた。
「い、痛い……なにするの合田君!」
「そ、そんな捨てられた子犬のような目で俺を見るんじゃねー!!」
「見てないもん!合田君がおかしな事言うから」
「朱光選ぶとか、趣味悪いっ言いたかっただけだ!!」
「なっ……!?朱ちゃんは誰よりもかっこいいです~」
「どこがだよっ」
「全部がカッコいいもん!」
ふんっ!と、お互い周りにお店が並ぶ人通りが多い中で、子供みたいに言い合いになってそっぽ向くと。
朱ちゃんと藤永君が苦笑いで私達の間に入ってくる。
でも、合田君とはバチバチと睨みあったままだ。