青薔薇の至愛




朱ちゃんの全部が欲しいけど、本人冗談のつもりで言ってるから、心の中だけでドキドキしておくことにしよう。



ヤドカリが顔を出す砂浜には、私と朱ちゃんの足跡がついていて、大きさが違うことにひとりで萌えていると朱ちゃんが靴を脱ぎ始めるから真似してお先に海に足をつけた。



「つめた~い!」


透明な海に喜んでいると、なかなか海に入ってこない朱ちゃんを不思議に思って振り替えると、休みなのに人が少ないとはいえ水着のお姉さん二人に声をかけられていた。




「お兄さん、超かっこいいね!誰かと一緒?」


「一緒でもいいから私達と遊ばない?」



大きな胸を押し付けるように、甘えた声で朱ちゃんに近づくから、ムッとなって近づこうとすると。



「ひゃっ?!」


ヌルッとした何かが足に絡まって、驚いて転んでしまう。



浅瀬とはいえずぶ濡れだよ。


着替え持ってきてないのに最悪だ。







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