青薔薇の至愛
興奮状態の私に少し引いた振りをする朱ちゃんが「冗談」と、私の口についたご飯粒を取って食べるから、顔に火がつく。
今は恋人だけど付き合ってない時も朱ちゃんこういう事自然にやっちゃうから、距離感バグってると思う。
いくつ心臓があっても足りないような気がしてきた……。
「子供の頃は日本人なのに目が青いから色々からかわれたけど、優はそんな俺にベッタリだったよな」
「朱ちゃんとは物心つく前からずっと一緒だし……私の初恋は朱ちゃんだからね。誰にも取られないようにベッタリくっついてたの」
「おま、ちょー可愛い事言ってくれんじゃん。
つか実は青色フェチで、俺の目に萌えてるだけだったりして??」
「……」
「否定しないのかい。お前意外と変態だよな。つまり俺の瞳が黒かったら好きじゃないってこと??きゃ、優ちゃんのえっち!」
「えっちの意味が分かんないけど……本当にそこはどっちでも良くて、朱ちゃんだから好きなんだよ?」
「ごめん、もう一回言ってくんない?録画すっから。」
スッとテーブルに置いてあったスマホを取って私に向ける朱ちゃんの目が血走って怖い。