青薔薇の至愛
「朱光君ありがとう~!
職員室にパソコンとノート運ぶの手伝ってくれて!!」
「いや、女の子ひとりに重いもん持たせるわけにはいかないだろ。」
「同じ日直の人が体調不良で途中で帰っちゃったから……まあ仕方ないんだけど。
朱光君手伝ってくれるなら、逆にラッキーかも?」
こてん、と。首を傾げながらが言う可愛い女の先輩。
私も朱ちゃんのこと好きだから分かるもん。
絶対朱ちゃんのこと狙ってる!!
同い年で色気もあって、朱ちゃんと並んでも全然違和感ないのが悔しい……。
でも、だからと言って間に割ってはいるなんて私にはできないよ~!!
廊下でひとり、オロオロとしていると。
朱ちゃんが私に気づいて、女の先輩に「気をつけて帰れよ」と一言だけいって、私に駆け寄ってきた。