青薔薇の至愛




「朱ちゃん、どうしたの??」


「いや、優にプリン買ってき……って、食べてるし」



朱ちゃんがカサカサと音の鳴るレジ袋をテーブル置くと、私の隣に腰をおろした。



「誰かさんの不機嫌を直すため、お菓子いっぱい買ってきたから食え」


「ふ、太るからいらない」


「あー?太っても優は可愛いだろ??」


「……」


「あら、やっぱまだ怒ってんの?」



私の頭を軽く叩いてくる朱ちゃんの手を払って、乱れた髪をなおしながら分かりやすくそっぽ向く私は可愛くない。



「優」


「……」


「優ちゃーん」


「……」


「ちゃん優」


「……」


「隙あり」




一生懸命無視してたら、いつの間にか持っていたプリンがなくなっていて
勢い良く朱ちゃんの方を見ると、私のプリンは一口で食べられていた。



「あーーー!!私のプリン~~」


「無視するお前が悪い。
 天誅」


「朱ちゃんのバカバカバカイケメン!!」


「だから最後褒めんのなんなの……」




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