青薔薇の至愛
急に何を言いだすんだと、朱ちゃんは口を大きく開いて固まっていた。
「恋愛の話って、したことなかったもんね私たち」
「な、な、なっ、なに急にマセたことを」
「私もう高校生だもん……興味あるもん」
「許さん、許さんぞ!!あのバカ雪か、お前に変なことを教えたのは!!」
「雪羽君は関係ないし、私が朱ちゃんの恋愛が気になるの!!」
「っ!?」
驚きすぎて、イケメンが台無しの朱ちゃんの顔はまるで個性的なピカソの絵みたいだ。
一旦落ち着こうと、朱ちゃんは自分が買ってきたお菓子を袋から取り出して食べようとするけど
同様を隠せていない指先が袋を勢い良く開けてしまい、中身が飛び散る。
「なぁ、優。床に落ちたお菓子って味変わらねーから、食っても大丈夫かな」
「とっくに三秒過ぎたよ。
ねぇねぇ朱ちゃんってどんな子がタイプ??
やっぱり同い年の方が好きなの??」
「嘘だろ優乃、この状況でまだその話続ける気か。」
「朱ちゃんが教えてくれるまで、終わらないもん!!」
「『もん』だって、超かわいい~」