初恋物語~大切な君へ


「いずれかどこかのタイミングで」
「言おうと決めてたんだよ。」
「みんなに雫の魅力も知って欲しいのと」
「俺達は超ナイスカップルって自慢」
「したいのと1番の理由は雫に」
「悪い虫がつかないようにする為なんだ。」





「悪い虫って…そんな私には全然」
「つかないよ。」





「雫は分かってないね(笑)」
「雫相当可愛いんだぞ?」
「最近、俺のまわりでよく聞くんだよ。」
「木梨って最近めちゃくちゃ可愛いくない?」
「俺、いっても良いかな?」
「とかね聞くと早めに対処しないとじゃん?」





「そんな、私聞いた事なかったから」
「驚きと他人事に感じちゃった。」





「他人事にしちゃ駄目。」
「これからは雫、気をつけてね。」
「隙を見せたら駄目だからな。」





「うんわかったよ。」





「わかれば良し!」
「さて、パフェ来たから食べよっか。」





俺と雫はそれぞれ注文していたパフェを
食べながらその後も楽しい話をしながら
過ごしカフェに来て1時間半後にカフェを
出た。
雫はどのタイミングで俺に本命チョコを
渡してくれるのだろうと期待をしながら
雫の近所にある公園のブランコに腰を
下ろした。






私と颯太君は公園に着くと颯太君はすぐにブランコに向かい腰を下ろす。
私も颯太君を追いかけて同じように颯太君
の隣のブランコに腰を下ろした。
私は周囲を見渡し2人きりになれた事を
確認し、いよいよチョコを渡す時が来た。
いざ、本命チョコを渡すとなると凄く
緊張感が隠せなくなる。
きっと颯太君は私が緊張してるの気付いてる
だろうな…。
ここは勇気を出すんだ私!!
一生懸命作ったんだから気持ちは絶対
伝わるよ。
そう心に唱えながら私は颯太君に話しかけた。




「颯太君!」




「雫どした?」



あっ、これは絶対雫が俺にチョコをくれる
瞬間だと直感?いや、雫の緊張ぶりで
わかった。
ヤバい…顔が緩みそう…
俺は必死に顔が緩みそうなのをグッと
我慢して、気付いていない素振りをしな
がら雫の顔を見つめる。





「あのね、はいこれ!」
「めちゃくちゃ下手くそだけど」
「一生懸命作ったの!」
「颯太君の為に特別なチョコだよ。」
「受けとってくれると嬉しいなぁ。」



私はそうめいいっぱいの気持ちを込めて
本命チョコを颯太君に差し出した。
喜んでくれたら嬉しいなぁ。
颯太君の手に渡るまで私の心拍数は急上昇に
上がっていた。





「雫ありがとう!」
「超絶最高にテンション上がる!」
「マジでありがとうな!」
「空けても良いか?」
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