初恋物語~大切な君へ
「優君…不味かったかな?」
「その逆、めちゃくちゃ美味しい。」
「すげぇ食べやすいしクセになりそ。」
「良かった」
「反応がなかったから失敗したのだと」
「思っちゃった。」
「味わって食べてたからな。」
「美桜、俺の為にありがとうな。」
「後の残りは家でゆっくり食べるわ。」
「さてと、そろそろ店でるか。」
「うんわかった。」
優君…喜んでくれて良かった。
後はこの後優君からの話だよね…
私と優君はお店を出た。
お店を出て優君の隣に並んで優君の
進んでる方向に私も続けて歩く。
どこで話するのか気になるなぁ…。
「美桜、近くに夜景の綺麗な噴水の」
「広場があるからそこ行こう。」
「了解。」
「って…優君私が何を考えてたのか」
「わかっちゃったの?」
「美桜の考えてる事大体わかる。」
「顔に出てた、どこで大事な話が」
「あるんだろう…気になるなだろ?」
「凄…凄すぎだよ優君w」
「顔に出てたぐらいで内容まで」
「わかっちゃうなんて。」
「何年一緒にいると思ってんだよ。」
「雫と美桜の考える事はお見通し。」
「参りましたw」
「美桜着いた。」
「どう?綺麗だろ?」
「わぁー!めーっちゃ綺麗!」
「街が全部色んな色の宝石が散らばった」
「ように見えるよ。」
「この場所、バイト先の先輩が」
「教えてくれたんだ。」
「大事な人来るのにオススメのスポット」
「なんだって。」
「えっ?」
大事な人と来るのにオススメな場所…
それってつまり期待しちゃって良いの?
私の自惚れで幻聴じゃないよね?
どうしょう…胸が張り裂けそうなくらい
ドキドキ音が鳴ってるよ。
「美桜、そこのベンチに座ろ。」
私は優君に言われるがまま指定された
ベンチに腰掛けた。
私が腰掛けたと同時に優君も私の隣りに
来て座った。
座ったベンチの前には噴水がありそれが
また夜景の綺麗な光と噴水の水が重なり
合いロマンチックな雰囲気を写し出して
いる。
「優君…私…ドキドキが止まらない。」
「そんなの俺も一緒だっつーの。」
「美桜…大事な話の本題に入るよ。」
「はっ…はい。」
「俺な、雫に告白した。」
「うん…そうなのかなと思った。」
「まぁ告白って言うよりか俺の気持ち」
「を伝えたかったんだ前に進む為にも。」
「美桜がさ俺に告白してきてくれた後な」
「何日も色々と考えてた。」
「もし、美桜が俺の傍から離れて」
「しまったら俺ってどうなるんだろう」
「って…そしたら胸が締め付けられた。」
「離れないで欲しいずっと俺の傍で」
「笑っていて欲しい。とか」
「もし、美桜に彼氏ができたら…」
「笑顔でおめでとうって言ってやれるのか」
「考えたけど無理だった。」
「俺だけ見てて欲しいと願望が」
「出てしまった。」
「なぁ美桜、もうこれって俺美桜の事」
「好きみたい。」
「雫の時とまた違う…身体中が熱くなる」
「んだよ美桜の事考えてると。」
「雫の事好きって好き勝手に言ったクセに」
「雫に振られて都合良すぎて思うかも」
「しれないけど好きになってしまった。」
「こんな俺でごめん。」
私は優君の真剣な気持ちを静かに聞いていた。
優君が私の事そこまで考えて想っていて
くれてたんだと思うと涙が止まらなく
なった。
人を好きになるのに時間も決められてない。
好きになる時は好きになっちゃうのは
当然だし、好き勝手って優君は思って
いるけれど私はそんな風に思ってない。
雫の事好きになって優君は私の事も意識
してくれてこうやって結果雫を好きに
なった事によって私の事1人の女性として
好きになってくれたんだもん。
それだけでじゅうぶんだよ。
「優君謝らないで。」
「私優君から嬉しい告白聞けて嬉しいよ。」
「雫を好きになって叶わなくなって」
「次私ってなってるのが優君的に罪悪感」
「あるのかもしれないけどそれは」
「気にしなくて良いんだよ。」
「人を好きになるのに期間も時間も」
「決められてないし自分の思うように」
「動いて良いんだよ。」
「私は優君が大好き…大好きな人が」
「幸せじゃないのだけは嫌。」
「美桜…ありがとう。」
「こんな俺だけど付き合って欲しい。」
「駄目か?」
「もちろんだよ!」
「何年私が片想いしてきたと思ってる?」
「私が優君に溺愛してる気持ちナメちゃ」
「駄目だよw」
「今日から彼女としてよろしくね。」
「すげぇ嬉しいありがとう美桜。」
「俺ずっと美桜の事離さないから。」
「私も優君の事一生離さないから」
「覚悟しててねw」
※美桜&優也編END※