最後にもう一度愛を...

「あっ、ごめんなさい。ついつい可愛い子がいたのにそんな顔だから…」



私に暴言交じりなことを吐いたのは



ちょうどトイレから出てきた綺麗な女性だった



「えっと、あの……」



「うふふふ、どうしたの?目真っ赤で化粧も落ちてるわ」



「あ...色々あって泣いちゃって...」



なんだか初対面なのに、警戒しなかった



この人は“大丈夫”本能的にそう感じた


「そうだったのね。とりあえず化粧落としましょうか」



化粧落としも化粧品も家に置いてきちゃった……



「全部家においてきてしまったんです...」



「そうだったのね、じゃあうちのお店おいで」



えっ!?


お店……!?


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