時間切れ
8:45に出勤すると、ほとんどの方が出勤していた。

デスク近くのハンガーラックにダウンをかけていると北村さんが出勤して来た。

「おはようございます。北村さん。」

「おはよう! 南さん。
カバンをしまったら、お掃除の事を教えながら掃除しましょうか。」

「はい。」

北村も、典子もみんなに挨拶しながら、掃除用具や雑巾を持ちデスクへ

「自分の机は自分で拭く。床はモップなのよ。
モップは、レンタル式ので2本しかないから空いてる隙にささっとやるのがコツよ。
あ、モップが空いたわ、私が持ってくるね。」

北村がモップがけの手本を見せてくれた。

典子は、以前のパート先では3人の女性事務員が掃除やお茶の準備とみんなのお茶出しもあったから、この事務所の方がラクだと感じた。

弁護士の先生たちも自分の執務室を窓を開け、換気しながらお掃除している。

典子は社会的地位があるのに、威張らない姿勢に好感を感じた。

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